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 2025年2月9日   諏訪原城址の北側ヒノキ林間伐   参加者 M,Y,H,Sの4人
  今回で三回目の間伐作業で内容的には前回と同様である。

今回は木掛かり(他の立ち木の枝に伐倒木が掛かること)になることが多く、ロープを引いて強制的に倒す。
 
  ロープを使って伐倒するとき、直線的に引くのは非常に危険なので、滑車を使用して伐倒方向に人が入らぬようにする。

Yさんお得意の動滑車を使用して引く力を半減する。
  Yさんから寄せていただいた動滑車の詳細図を掲載します。

この動滑車を2個使用する最大のメリットは、2人で作業した場合引手に4人分の力が得られることです。
デメリットは引手の移動量が4倍伸びることで動滑車Aは動滑車Bに寄り、動滑車Bは動滑車Aに寄るので伐倒木と支持木(支点)の距離が必要になることです。

本来、木掛かりの際はチルホールを用いて引き倒すのが一般的ですが、チルホールとワイヤーが重量物なので敬遠されがちです。
ただ、伐倒方向が限定される場合や長径木の場合は、安全上使用する。

当塾では、チルホールの簡易版でプラロックと言う道具を使う場面が多い。
  伐倒木は手分けして適当な長さに切断して邪魔にならぬように積み上げる。

今年度の諏訪原城址北側ヒノキ林間伐作業を終える。


皆さん、寒い中お疲れ様でした。
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