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 2025年3月14日   富士山麓の大杉樹園とまなびの森を視察   参加者  M,Y,Sの3人
   
大杉樹園では静岡県種苗協会協同組合連合会会長の大杉好基さんに針葉樹の苗木の事や園内を案内していただき苗の育成法等を伺った。

40センチ角のトレイに3g程度の針葉樹の種(スギ、ヒノキ)をまき、その後発芽した5センチ程度の苗を300cc程のプラスチックホットに移植して、左図のハウス内に並べるようだ。
   
播種後3年で森林組合等に出荷されるという。

最近のスギの品種では花粉が少なく、しかも成長が従来品種の1.5倍と早く、ヒノキと変わらぬ人気があるという。
従来、スギ、ヒノキの植栽は、子、孫の世代へ残すのが定番(50~60年)だったが、この品種は30年ほどで収穫時期を迎えるという。

帰り際、大杉さんからモミジの苗木4本と松の苗木2本をいただいた。
この場を借りで改めてありがとうございました。
   午後まなびの森を視察した。副館長の沢田明宏さんにまなびの森の経緯説明と順路に沿って散策しながら林内の天然林と再生林を分かりやすく解説していただいた。
1996年の台風で荒れた国有林の一部を住友林業が借り受けて管理している。また社会貢献事業として森林再生活動を行っている。(リーフレットより)
風倒木の処理、広葉樹の植栽、その後の下草刈り、等々は大変な作業だったと推察されます。

左図では手前に天然林のブナやケヤキの大木、奥に植栽した広葉樹が密生している。沢田さんによれば、2.5m間隔に広葉樹を植栽したところに鳥や風によって運ばれた種子が発芽してより密生したという。
   
左図の二枚の枯葉において、沢田さんによれば、葉脈が外周にあるギザギザの山谷の谷に伸びている下の葉が、ブナの葉の特徴だという。
   左図はキハダの大木の根本ですが、沢田さんによれば黄色い部分はニホンジカの食害だという。ここ数年ニホンジカの個体数が顕著に増え、その食害で林内の植生が変わり始めているという。
大学の先生が、10m四方をネットで囲いシカの食害の有無を観察している場所にも案内していただき、その成果(データ)も教えていただいた。

写真は撮り損なったのだが、ヒメシャラの大木に付けられた熊の爪痕も見せていただいた。

沢田さんには2時間半余りお付き合いしていただき、ありがとうございました。
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